『名も無き 雑草。・・そして 此処に おります♪』 


by deracine_anjo

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 時間は 残酷に そして 確実に 過ぎて行った。。。

 季節は クリスマス・シーズンを 迎え 街は 華やいでいた。



 私達家族にとって もう それは 無縁の様ではあったが それでも 何とか 

 少しでも 今迄と変わらぬ時間を過ごそうと 私は 街に出て プレゼントを探した。

 母は 確実に 体力が衰え始めていた。

 今迄 使っていた 『箸』 ですら重いと言って 割り箸を使うように成った。

 衣類も 肌に触れる物も 出来るだけ 柔らかい物を 欲しがった。

 入院準備で買い揃えた ガウンも 『重い』 と言って 一度も袖を通さぬまま

 ロッカーに仕舞われた。

 私は 婦人服売り場で 年配の女性を見つけ 相談を持ち掛けた。

 『出来るだけ 肌触りが良くて 軽いカーディガンを 探しているのですが。。。』

 一瞬 何を言っているのか 不思議そうな顔の店員さん。

 『母にプレゼントなんですが 余り 身体が丈夫じゃなくて ズッシリトしたモノは

 嫌うものですから。。。』

 納得できたのか。。。まだ 少し戸惑いながらも その女性は 私を ショーケース

 に先導し 数点の品物を 並べた。

 『失礼ですが 年齢は お幾つくらいですか?』

 『67歳です。』

 『では 少し お値段は お高くなりますが 此方など 如何でしょう。

 肌触りも 軽さもあって 暖かいですよ。』

 『明るめのお色は ありますか?』

 『では 此方などが いいですね。』

 (暖かい等 もう 必要など無い!!少しでも 晴れやかな物が欲しいだけ!!)

 私は 某有名メーカーのパジャマも 購入した。

 母にとって パジャマが もう 洋服なのだ!!

 

 父や パートナー 友人にも プレゼントを買って デパートを後にする私は

 人波に押され 立ち止まった。

 泣いてはいなかった。

 泣けなかった!!

 ただ。。。孤独だった。

 音の無い世界に 色の無い世界に 放り込まれた感覚が 容赦なく 

 私を包み込んでいた。

 両の手に抱えたプレゼントを この場で 投げ捨て しゃがみこんで 

 大声で 泣きたい気がした。。。



 けれど 奥歯を噛み締め 血が滲むほど 唇を噛み締め。。。。

 暫く 人に押される儘に ぶつかられる儘に この身を 放置した。

 そうする事で 私は まだ 『負ける訳には いかない!!』

 祈る様な 願う様な。。。そして 戦う気持ちを 奮い起こす為に。。。!!

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by deracine_anjo | 2006-01-31 10:12 | ☆深紅の薔薇とおわら風の盆☆

『軋み。。。』

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                意地悪な  壁に阻まれ



                外の世界に  飛び出せない



                これじゃ  あなたを











                探せない。。。。







 
by deracine_anjo | 2006-01-31 09:52 | tubuyaki。。。。

『偽。。。』

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           『綺麗だね。。。』



                『でも  所詮  ニセモノさっ♪』



           



           眩し過ぎる  真実より









                優しい  嘘に  救われる時も  あるょ♪
by deracine_anjo | 2006-01-30 22:13 | ひとひらのkokoro...

『TUYOGARI。。。』

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                哀しくても  笑う事  出来るよ


                寂しくても  歌う事  出来るよ


                寒くても   こーと  貸せるよ





                       でも。。。









               いつも  あたしを  見つめててね。。。








         
by deracine_anjo | 2006-01-30 17:59 | tubuyaki。。。。

『夕暮れ。。。』

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              まだ  ホンの少し  雪の残る夕暮れ


              過去が  チクリと


              ココロ  を  抉る


              小さく  深呼吸して


              アタシは  また  歩き出す






              『ごめんね。。。』








                    そう  呟きながら。。。。
by deracine_anjo | 2006-01-30 02:07 | tubuyaki。。。。

『残骸。。。』

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                 ひび割れた  ココロ



                  もう  あんたには



                     届かへん



                     


                    それでも。。。。









                 微笑む事  忘れとうない。。。
by deracine_anjo | 2006-01-30 01:56 | ひとひらのkokoro...

『独り言。。。』

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                呪文の様に  呟くの。。。


                『まだ 大丈夫!!』 って


                何が  大丈夫  なのか


               そんな事  かまやしない!!









                    呟いていないと










                 全てが  怖くなるから。。。。
by deracine_anjo | 2006-01-29 11:43 | refrain

『紫煙。。。』

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           ゆらり  漂う  煙の行き先は  何処?



           ふらり  漂う  あたしの行く先は  何処?









               




                  風  任せ・・・・かな?
by deracine_anjo | 2006-01-29 11:25 | ひとひらのkokoro...

『傷み。。。』

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                    今  少しだけ



                 自分自身を  抱きしめて



                    この  哀しみが



                    この  痛みが



              
                  引き潮   の   如く











             去るのを   待っても   いいですか?
by deracine_anjo | 2006-01-28 16:41 | Dark Heart

『父からの電話。。。』

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  昨夜 『身体の調子は 大丈夫か?』 と 電話が入った。

  ここ数年 体調を壊し続けている娘。。。

  本来であれば anjo が 電話して 『元気?』 と聴く所だろうが

  丸っきりの逆に成ってしまった。

  情けない状態に 腹が立つ。(苦笑)


  他愛の無い話しの最後に 

  『来月の16日は 空けて置いてくれよ。』 と 呟く父。

  『☆深紅の薔薇とおわら風の盆☆』 で 拙い言の葉を 綴っている anjo。。。

  その日までに 書き上げたいと想っている。


  『もう 7年か。。。よく 此処まで 生きてきたなぁ。。。』 ポツリ呟く父。

  早かったのか 長かったのか。。。

  兎に角 色んな 波風の中 母が他界して 『丸7年』 という時間が

  通り過ぎた。

  痛みは まだ 残っている。。。

  哀しみも まだ 残っている。。。

  後悔も 時として anjo を 苛む。。。


  けれど 生き残った者は その全てを 抱えて

  まだ 立ち止まる訳には いかない。。。

 


  



  又 今年も 静かな 命日を 迎える。。。。
by deracine_anjo | 2006-01-28 11:10 | あたし の こと