『名も無き 雑草。・・そして 此処に おります♪』 


by deracine_anjo

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『忘却』

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              忘れなければ  成らぬ想ひ



                努めれば  努める程に



                 ココロ  締め付ける



                 ならば  いっその事



                    切り取りし







                  何処かの  海に









                 捨ててきて欲しい。。。。
by deracine_anjo | 2005-09-30 15:10 | tameiki ひとつ。。。

拓哉とは別の試練が 明子の身にも起こっていた。



無理が祟ったのだろう。講義中に貧血を起こして ERに運ばれていた。
切迫流産の危機に瀕していたのだ。
ICUのベットの中 懇々と眠りながらも 戦っている姪に伯母の陽子は 決心を固めていた。
流産の危機を脱したら 全てを話し 帰国させよう。
今の明子にとって そして 東京の拓哉さんの為にも 修了書というステイタスよりも 必要な物がある。
それでも 帰国を拒んだ場合 明子にはそれなりの試練が待ち受けているかもしれない。
それは 最悪な場合 拓哉さんの愛を 失うかもしれないという事である。
可愛い姪に そんな想いをさせたくはない。
シングルマザーとして生きる道等 選ばせたくは無い。
陽子は 固く心に決めた想いを心に秘めて 明子を見つめていた。



インターフォンの受話器を取った拓哉は 珍しいほどの冷淡さで言葉を告げた。
『こんな夜に 何の様だ。院長から話を聞いたのだろう。今の僕には 妙は同情心は 迷惑だ。帰ってくれ。』
『同情心で伺ったのではありません。私は。。。。』
最後まで美鈴の言葉を聴かないまま 拓哉は受話器をおろした。
もう一度 美鈴はインターフォンを押したが 中からの応答は無かった。
涙を必死に堪えながら暫くドアの前で 立ちすくんでいたが 今夜はもう無理だろうと諦め 踵を返して 元来た道を帰る美鈴の姿は 余りにも痛々しいものであったが 美鈴の気持ちを思いやる余裕の無い拓哉には 知る術もなかった。



美鈴の涙を包み込む様に マンションを出てみると 通り雨が降り始めていた。

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               『凍えた月を見つめて』 小説 (12)
by deracine_anjo | 2005-09-30 14:41 | 『凍えた月を見つめて』 小説

『ぶーげんびりあ』

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          風は  確実に  新しい季節を運んで来ている


          されど  生命の息吹


          たわわに  蕾を付け


          今まさに  咲かんと時期を  待つ








          アタシ  は  生きていると









           呟くように。。。。






     
by deracine_anjo | 2005-09-30 08:36 | tubuyaki。。。。

『選択』

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              決めた事に  後悔は  していないよ




                     これで良かったと




                       言える。。よ








                        た・だ・ね。。。











                 小指  が  泣いている。。。。の。。。
by deracine_anjo | 2005-09-29 15:41 | ひとひらのkokoro...

『傷み・・・』

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       地下鉄駅への 途中の階段で


       頭から血を流し 蹲る老女


       夫は傍で 携帯を握り締め


       救急車の要請を


       必死に頼む


       通りすがりの アタシは


       血が滲むハンカチ に アタシのハンカチを 重ね


       跪き 老女の身体を 唯 さする


       サイレンの音が 地上で 聴こえるまでの


       短い筈の 長い時間。。。


       傍らの夫は どんな想いであろうか。。。。


       意識が ハッキリしている事が 救い






             幸運であれと  願い  別れた瞬間。。。。








                 独り暮らしの 父を 想う





        
by deracine_anjo | 2005-09-29 09:38 | tameiki ひとつ。。。

『ねぇ。。。。』

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         ううん。。。


         別に  何も無いの。。。。


         唯  


         アナタ の 振り向く顔が  観たくて







         呼んで  み・た・だ・け。。。。。
by deracine_anjo | 2005-09-27 15:14 | tubuyaki。。。。
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 アタシ の


      嘆き や  


      哀しみ や


      苦悩 や 


      懺悔 など


      10本 の 指 で


      充分足りる






                 だから







                         泣いたりなどしない。。。






  


      
by deracine_anjo | 2005-09-27 12:43 | tubuyaki。。。。

『試練』

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         今年の夏


         精神力 も  肉体 も


         悲鳴を上げ


         小さな鳥籠の中から


         空ばかり 眺めていた   




                      刻々 と  彩を変えてゆく空に

                      
                      アタシ は 何を 祈ったのだろう


                      アタシ は 何を 願ったのだろう




          正直に言えば








                戦っていた。。。ただ  それだけだった。。。
by deracine_anjo | 2005-09-27 01:28 | ひとひらのkokoro...

『秋風』

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          いつの間にか  頬を撫でる風は


          時 が 確実 に


          秋を連れてきた事を


          アタシ に 教える


          そしてそれは


          アタシ に 遣り残している事も


          耳元 で 囁く。。。。







                 訪れなければいけない場所へと







                       導くように。。。。
by deracine_anjo | 2005-09-26 09:47 | ひとひらのkokoro...

『ノック。。。』

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     何時も  立ち止まってしまう


          アナタ  の  ココロ の


                  扉の前で。。。。



      それ以上に


          脅えてしまうのは








                    アタシ  の ココロ








                       開く事。。。。
by deracine_anjo | 2005-09-26 09:11 | ひとひらのkokoro...